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一白水星の象意とは?特徴や性質の基本原理を解説!

「一白水星の象意や働きってなんだろう?」

「象意って聞いたけども、そもそも象意ってなに?」

「一白水星の象意には、どんなものがあるの?」

「そもそも一白水星の象意を知ってどう活かしたらいいのかしら?」

もしかしたら、このページをご覧のあなたは九星気学を学び始めた方も、すでに九星気学を学ばれている方もいらっしゃるかもしれません。

なにより、多かれ少なかれ、一白水星の象意をお調べになったということは、日常生活で役立てることが目的だと思うのです。

ですので、このページでは単に、一白水星の象意(働きや作用)を一覧に並べたものではなく、そもそもの一白水星の意味合いとは?基本の原理とは?活用法とは?こうした観点を踏まえて、一白水星の象意をご紹介させていただきます。

このページが、あなたの九星気学の学びのお役に立てれば幸いです^^

 

目次

そもそも象意とは何か?

九星気学は「九気術」「大気学」ともいわれ、運命学の中の1つの分野です。

ちなみに運命学は「命術·卜術・相術·仙術·医術」の五つに分けられ、1つの術をみても、一生かけても学びきれないと言われているほどです。

こうした中で九星気学が優れているのは、だれにでもわかりやすく、しかもすぐに活用できる占術であり、雑誌やテレビでも取り上げられ、一般的によく知られているのが特徴です。

では、そもそもなぜ「九星気学」と言われているのでしょうか?ここを解説していきますね。(こうしたことを知るだけで、他の人と差がつきますよ♪)

九星気学=「9つの気」の働き

そもそも、九星気学とは「9つの気の働き」を学問として体系化したものです。そして、 9つの気を、大きく5つに分類すると「木の気」「火の気」「土の気」「金の気」「水の気」に分けられます。

そして、この9つの気の中で、唯一の「水の気」であり、「水の働き」をもつのが一白水星です。

じゃあ、なぜ水の気をもつ「一白水星」から「性格・特性」「相性」「運勢」「方位」など様々なことを読み解くことができるのでしょうか?その答えこそ「象意」であり「働き・作用」にあります。

9つの気には、すべて固有の「働き・作用」があり、「木の働き」「火の働き」「土の働き」「金の働き」「水の働き」があり

この働きの作用が、生まれた年・月・日によって私たちの体内にその「気が宿る」わけです。だからこそ、一白水星の方は「一白水星の気」がそもそも、どんな働きを持っているのか?

ここを知ることで、自分自身の性格的な特徴や運勢、気の働きから見るパートナーとの相性がわかるわけです。

なので、ここでは、「一白水星」の基本となる「象意(働き・作用)」と合わせて見ていきます。

もしかしたら、「めんどくさいな」と思うかもしれません。ただ逆にこの「象意」がわかることで、「一白水星」の奥深さもわかりますよ^^(細かいことはさておき、一白水星の基本的な性格を知りたい方はこちらをご覧ください)

一白水星の性質とは?

一白水星の基本的な性質は、外表を収斂させて内側では熱を発生(内熱)させる働きを持っています。

たとえば、冬寒い時に、私たちは身震いをさせて、熱を発生させて体を冷やさないようにすることをイメージすると、わかりやすいかもしれません。どういうことか具体的に説明しますね。

前提として一白水星は、北位30度に位置しています。季節では1年の仲冬・子月(12月)にあたり、この季節の働きが一白作用です。

この季節は、寒さが増し、地上では太陽の日差しが弱まり、北風が強く吹いています。一方で、地中では陽気が内部にこもり、その結果、植物や草木の種が温まり、発育・発芽の準備をしているというわけです。表面では目に見えませんが、着実に春への準備が進んでいるということですね。

そして1日では、子の刻(午後11時〜午前1時)。つまり、真夜中にあたり、陽気が沈んで陰の気が旺盛な時です。私たち人間はもちろん、動植物も明日への力を養うために睡眠している時間です。この時間の温度は、1日では最も寒さが増し、草木も表面は閉じて、熱が逃げないようにしながら、内側では熱を出している状態です。

このように一白の大気作用は、寒冷の強い働きをもち、万物を収斂・凝結させるというわけです。動物も人間も、この収斂・凝結作用によって、身を縮めて、体内で熱を作り出す活動をしながら、春に芽を出す準備をしているわけです。

だからこそ、自然界では、寒冷の気が地上の草木を枯衰させ、地中に陽気を結集させて、草木の種核を発芽・胎養しているため、春には一斉に芽が地中から出てくるというわけです。

要するに、内側に向かって求心する力を持ち、その作用で内燃させる力を持っているということです。

一見すると外側では見えませんが、こうした自然界の働きを理解しているだけでも、季節の1つを見る時の視点も変わり、人生が豊かになるのかなと感じます^

一白水星の性質の事例で理解しよう

たとえば、さまざまな事業に手を出した結果、経営不振になった時は、事業を撤退をして縮小していくものですよね。どうして縮小をするのかというと、集中し、立て直すために力を養うわけです。

スポーツでも、勝敗が危うくなった時には、円陣を組み、メンバー全員の心を求心して結束させ、1人1人の力を発揮させようとします。これも、一白の作用にあたります。

夜の時間も一白の作用であり、睡眠も一白の作用にあたります。これは昼間活動するために、血液が体中に拡散し循環していたものが、夜は血液を腎臓に集めて(求心)、体を回復させ、明日への活動の準備をしていることを表ます。

一白水星の5つの基本原理を抑えよう!

1:求心性:引き合い・交わり

2:下行性(かこうせい):陥る・下積み・労する

3:終始性:出発・創始・企画

4:陰性:陰・裏・内側・深部・陰部

5:外静内動性:知慮・内燃・睡眠

一白水星代表的な象意とは?

「一白水星」=柔軟性

水は器の形によって柔軟に姿を変えるように「一白水星」は「柔軟性」を表します。

この柔軟性という性質が生きることで、一白水星の人は相手の状況に応じて、柔軟に対応できる社交家とも言われます。

「一白水星」=終始

一白水星の働きは、季節でいえば冬一日でいえば夜を表します。
冬は冬至を基点として一年の終わりであり、また、新しい一年の始まりでもあります。

一日でも夜は終わりと始まりを意味することから、すべての「終始作用」が一白水星の働きとなります。

じゃあ、終始作用とはどういうことか?というと、たとえば、人間でいえば妊娠。仕事では企画。
旅行でいえば旅行前夜の準備などが一白の作用にあたります。

どちらかといえば、目に見える「表面的な始まり」ではなく、目に見えない「内面的な始まり」を意味します。

「一白水星」=交合

交合とは二つ以上のものが交わることを意味します。
終わりと始まりが交わっていたり、地表の冷気によって
地表が固まることで、地中が保温されているように陰と陽が交わって成っています。

このように、交際・交渉・交接・混合・合併などをはじめ、
すべての交合が一白の作用としています。

「一白水星」=塩気

地球に太陽の光熱が当たらなければ、地球は宇宙の冷たい気の働きによって氷点下になり、生物は生きていくことができません。

こうした中で一白は季節でいえば冬。
冬の大気は、太陽の光熱が弱いため、宇宙もともとの冷(霊)気作用が強いために寒い季節が続きます。

そして、冬の冷気は、地表を収縮させる「凝結力」をもっています。

ではなぜ、凝結力を持つのでしょうか?
その意味は、もともと一白の大気は、「塩素性の大気」といわれており、塩気は収縮させる力が強く、宇宙もともとの気の働きは収縮させて固まり目に見える有形のものになります。
(ナメクジに塩をかけると縮むのをイメージするとわかりやすいかもしれません^^)

「一白水星」=胎動

胎は「兆し」を意味します。
人間でいえば、お父さん(陽の気)・お母さん(陰の気)の陰陽の気が交合し、母体の子宮に子が誕生します。

天気でいえば「冷気」と「熱気」の2つの気が交わって、雨・雷・雪・霜などができています。

事業でいえば、起業家と資本家が一体となって新しい仕事をおこしていく。これも「胎動」の働きを意味します。

このように、物事の始まる兆しがすべて一白水星の働き・作用を意味します。

「一白水星」=求引

一白は水性の働きで、水性の働きの真理には「求心性・求引性・吸引性」などがあります。

たとえば、水が木の葉の上で球状になったり、洗濯をして汚れたものがきれいになるのは、水が求心性や求引性、吸引性をもっているからに他なりません。

冷熱の働きからみても、物体が冷やされると収縮して物体の中心に向かって求引されていく。

強い「寒冷力」をもっている一白は、求心性をもっていることがわかる。求心性とは、中心に近づこうとする作用を意味します。

この求心力がある一定のところまで高まっていくと、反動として内から外に向かって動気を発するエネルギーを生じる。

これが水性の働きで、自然界では、この水性の求心して内側で養おうとする「内燃の力」が生物の源となり、育成されていくわけです。

宇宙はみな、この球形の求心の陰の引力と、その反動として働く陽の遠心の動のからみによって発生しているといえよう。

これらの一白の気を多く受けて生まれている人は、外面的には陰でもの静かであるが、心の中では絶えず内燃・内動して、いつも考えごとをめぐらせていたり、気を使って心配していたりする。

もし、その一白の真理をよいほうに使えば、人の言動を自分のほうに吸収(求心)し、自分の知識にしてよい人格をつくっていく。逆にこの真理を悪いほうに使えば、人の欠点を吸収(求心)して人の裏をかき、その人を陥れたりする。

この真理は、吉にも凶にも使えるが、人生にどう生かすかは、親の素質や教育、環境をはじめ、自分の反省などによって異なってくる。

一般に、もの静かな人ほど求心力が強く、黙っていてもちゃんと人の動静を知っている。そして、その静かさに応じて、頭の中で知恵が内動しているものである。

「一白水星」=流水

山の中に降った雨は木の葉の上に落ち、地中に浸み込み、他の雨水に交わって渓流となり、谷川となり、断崖を越え、平地に流れ込む小川となり、河になり、江になり、そして海に流れ込んで大海となる。

このような水の流れていく状態が、一白の作用です。この水の流れる流動真理から、移動多い、破乱が多い、苦労が多いと見ることもできます。

「一白水星」の象意一覧

象意 終始・交合・塩素・胎動・求引・凝結・流動・親愛・思念・睡眠・書紀・連絡・団結・部下・集合・節約・内燃・思考・創始・企画・交際・貫徹・矯正・法律・志・月・忍耐・根気・隠蔽・困難・貧困・盗難・水難・色情・労苦・陥没・静止・怪我・事故・病難
人物 長男と末っ子の間に生まれた男子・知者・学者・哲学者・教育者・裁判官・刑事・妊婦・部下・児童・乳幼児・盗人・囚人・ホステス・異性におぼれる人・病気の人・浮浪者・苦労している人
人体 口・歯・耳・肛門・陰部・鼻孔・血液・リンパ液・汗・涙・脊髄・腎臓・骨・関節・泌尿器生殖・ホルモン・脂肪
病気 腎臓病・脱毛症・耳鼻咽喉疾患・口内炎・歯疾患・関節痛・リウマチ・痔・性病
職業 酒屋・染物屋・クリーニング・漁師・魚屋・企画業・設計士・豆腐屋・乳業・産婦人科医・弁護士・法律家・接客業・研究家・教育者・書記官
飲食物 ビール・ワイン・ウイスキー・日本酒・ジュース・コーラ・サイダーなどの飲料・味噌汁・お吸い物・油・醤油・味噌汁・塩・漬物・しょっぱいもの・蓮根・にんじん・ネギ・海苔・芋類・落花生・塩辛
動物 ネズミ・狐・コウモリをはじめとする夜間に活動する動物。ミミズ・モグラをはじめとする地中の動物すべて・魚類をはじめとする水中に生息する動物のすべて
天気 雨雲・雨・寒気・雪・霜・豪雨・水害・闇
その他 濡れる・思う・考える・隠れる・悩む・好む・養う・哀れ・秘密・泣く

 

象意を活用する方法

これまで紹介してきたように、一白水星の原理や象意をどのように活用するのかご紹介します。
ポイントは多重に組み合わせて使っていくことです^^

たとえば「交際を求めて、バー異性飲みに行く」。これらは、全て一白水星の作用であり、この作用を組み合わせて使っていくわけです。

さて、いかがでしたでしょうか?
ぜひ、一白水星の作用や原理を理解したうえで、物事や身の回りにあるものを見ていくと、気学をさらに楽しむことができますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

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